私の嫌いなところ 1.不器用なところ

あふれ出るポンコツ感

手先は器用なはずなのに、ものごとに時間がかかる。もたつく。
レジでいつも焦ってしまう。落ち着こうと思っても無理で、ああ、また遅いなと思いながらとりあえず小銭を分けずに財布に突っ込む。

大学でやっていた部活の準備と片づけは、4回生になっても下手だった。なんだか私だけあわただしい。シミュレーション通りにいくことなんて、1回しかなくて。手がもつれる。道具がうまく離れない。みんなのように一度に道具を持とうとしたけれど、持ち方が悪いのか力がないのかリーチが足りないのか、すぐに地面についてバラバラに落としてしまう。
動作だけじゃなくて、大抵のことに私は時間がかかる。だから、人より時間をかける努力をした。そうしていくと、いくつかの私が得意なことでは平均より上に行けた。しかし皮肉なことに、頑張って少し上に食らいつけばつくほど、周りとの差は顕著になっていく。

みんなと同じ速度で進めない。動けない。ドンくさい。



人づきあいが下手すぎる

気がついたら、人見知りになっていた。
「私なんかに話しかけられたら迷惑なんじゃないだろうか」「こんなブスで根暗と仲良くなりたくないよね」
自意識過剰かよ。
今はかなりましになったけれど、嫌われたくないと思うばかりに体がこわばり、笑顔が作れなかったり、どもってしまうことはしょっちゅうだ。

そして、いまだに全く改善されていないのが、集団にいるときの立ち振る舞い。1on1はかなり良くなったけれど、人数が多いところ、例えば何かのパーティーみたいな場に行くとうまく話に入れず、はしっこでただモグモグしている人になってしまう。だから、いまだに部活の飲み会では、どの席に着くかすごく迷う。いや、本音を言うと、もう最初のうちに座りたくない。私の選ぶテーブルはだいたい過疎ってしまうから、嫌われたくない、その気持ちは初対面だけでなく、それ以降も人間関係において障害になる。
このあいだ、言われた。「距離はかってるやろ、バレてんで。」「言いたいことあってそれがバレてるくせに言わんの、嫌われるで。どうせ隠せないんなら全部言っちゃいなよ。」
何も言い返せなくなった。

昔からそう。嫌われたくないがゆえに相手の機嫌をうかがいすぎて、嫌われる。かわいい子やあこがれている子に対して、へりくだりすぎてしまう。
尊敬している同期や自分をしっかり持っているような子に対しては、同い年や年下であっても、対等に接することができない。そのくせ、「私なんかが意見するなんて…」と思いながらも「でも納得できない」という気持ちを収めることもできず、もの言いたげな顔をしてしまう。
幸いなことに大学生にもなってくると、「この人と最初あんまりいい感じじゃなかったよなぁ」っていう人とも時間をかけて関係を構築できるパターンも出てきた。そういう人と腹を割って話すと、「おどおどしすぎててイラついてた」とか「人の顔色うかがいすぎてて、むかついてた」とか言われるのだ。

頭でわかっていても、筋肉がこわばって、うまく笑えない言いたいことが言えない。



なんだか、生き方全体が下手みたいだ。
きっと、気の知れた仲の人たちは、ポンコツな私に愛情をもって言ってくれている、「生き方が不器用だよね」と。
でも、世間から見たらそれは、ただの毒でしかない。

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